先輩からの
メッセージ From career

Uターン入職ナース

Uターンで入職、
地域との一体感を
感じながら働く

下城 詩央里

看護学校卒業後、
福岡での勤務を経てUターンで当院へ

所属・役職 2階(外科)病棟
看護キャリア 8年10ヶ月
小国公立病院歴 約4年
1日の受け持ち
患者数
~8人
勤務形態 常勤

小国公立病院の魅力を教えてください

地域に密着していて「地域で働いている!」と実感できるところです。患者さんだけでなくスタッフにも地元出身者が多く病院全体に一体感があるんですよ。はじめて入院する患者さんでも、家族の誰かしらが知っている人だったり。
もちろん他県出身のスタッフもいますが、そうした皆さんでも溶け込みやすいと思います。私自身、学校を卒業して直ぐ小国を離れましたが、10年経って戻ってきてすぐ馴染めました。

働きやすさはどうでしょう?

スタッフが優しい良い人ばかりなので働きやすいです。わからないことは教えてくれますし、ちょっとしたことでも先輩たちが声をかけてきてくれるんです。私もよく「どうしたの?」と声をかけてもらっています。元気があって明るい方なら楽しく働けると思います!
電子カルテを導入しているので、慣れるまでに個人差があるかもしれませんが、ある程度パソコンに慣れていれば大丈夫です!

休日はどのように過ごしていますか?

出かけるときは熊本市内や福岡に遊びに行っています。高速道路を使えば、どちらも同じくらいの時間で行けるんです。高速の日田I.Cが近いからドライブに行きやすいんですよ。長距離ドライブが好きなので、日帰りで九州の北部や、長崎まで足を伸ばすこともありますね。
でも本当は一番のリフレッシュは寝ることです(笑)。私、寝るのが好き。寝て、リフレッシュして、また「がんばるぞ!」と気分転換しています。

ある1日の流れ(日勤編)

7:00
起床、出勤準備
7:30
出勤
7:40
病棟入り、情報収集
8:00
朝食配膳、配薬、食事介助
8:15
申し送り、ショートカンファレンス
1日分の内服のダブルチェック、点滴準備
9:30
ラウンド、バイタルサインチェック、ケア等
12:00
昼食準備、配薬
12:15
昼食配膳、食事介助、下膳
12:45
休憩
13:45
記録等
14:30
ラウンド、バイタルサインチェック
16:00
申し送り、記録、翌日の点滴確認
16:50
17時ご飯準備、配薬
17:00
17時ご飯配膳、食事介助、下膳
おむつ交換、記録
18:00
帰宅
19:00
夕食、片付け
21:00
入浴
22:00
就寝

ある1日の流れ(準夜勤編)

10:00
起床
10:30
洗濯
11:30
昼食
12:30
午睡
13:30
シャワー
14:30
おやつタイム
15:15
出勤、コンビニで夕食購入
15:30
病棟入り、情報収集
16:00
申し送り、夜の薬の確認、点滴確認
17:20
夕食の配薬、Ptへあいさつ
17:45
夕食の配膳
18:00
できる人のバイタルサインチェックしながら下膳
ラウンド、おむつチェック
20:00
記録
20:30
眠前のラウンド、眠前薬配薬
ポータブルトイレ設置、おむつ交換、再検
21:00
記録
22:00
軽食
23:00
ラウンド
24:00
申し送り
1:00
帰宅

ある1日の流れ(深夜勤編)

23:00
起床、準備
23:15
出勤
23:30
病棟入り、情報収集
0:00
申し送り
1:00
ラウンド、記録、情報整理等
3:00
ラウンド、記録等
4:30
休憩、仮眠
6:00
ラウンド、バイタルサインチェック等
8:15
申し送り、ショートカンファレンス
9:00
残りの記録
10:00
帰宅、シャワー、洗濯
11:00
軽食
12:00
仮眠
14:00
おやつ、フリータイム
16:00
買い物
17:00
夕ご飯準備
18:00
夕ご飯、片付け
19:00
TVの時間
21:00
入浴
22:00
ゲーム
0:00
就寝

復興応援ナース

“現場ブランク”を経て
復興応援ナースとして
活躍中

牛山 陽介

長野県出身。
当院で研究職から臨床に復帰。

所属・役職 2階(外科)病棟
看護キャリア 約6年
小国公立病院歴 約3ヶ月
1日の受け持ち
患者数
4~5人
勤務形態 常勤

復興応援ナースとして入職されたとうかがいました

そうなんです。もともと学校を卒業してからは大学病院で6年間勤務し、その後、母校で教育研究職に3年半ほど従事していました。けれど現場を離れると、注射や点滴、患者さんのオムツ交換といった技術が目に見えて衰えるんですよね。能力の低下を懸念して現場に戻ろうと決意したんです。ちょうどそのころ、とある学会で熊本県に「復興応援ナース」という制度があることを知り、すぐに熊本の看護協会に書類を送付しました。

なぜ小国公立病院への入職を決めたのでしょうか?

熊本の地震で大変だった中を乗り切ったスタッフの皆さんと協力できること、それがひとつです。特に当院は地域医療を一手に担っている病院です。地震を乗り越えて、地域の住民の健康も守っている。それが決め手のひとつです。もうひとつは看護総師長が非常に素敵な方だったことです。今までいろいろな方とお会いしてきましたが、当院の看護総師長は別格ですね!「この人の下で働きたい」と思ったことが、入職動機の8割9割を占めているかもしれません。

小国公立病院で働く魅力を教えてください

スタッフが一丸となって協力し患者さんのために尽くしている、そうした雰囲気に満ちています。地域のために働ける素晴らしい職場だと思います。技術や知識を学ぶのにも最適な環境ですよ。大学病院等とは異なり、看護師が自分たちで判断して対処しなくてはいけない場面が多くあります。ですから考える力、実践力、技術力が磨かれますね。

ある1日の流れ

5:00
起床、準備
7:25
出勤
8:00
食事の配下膳、口腔ケア
8:15
申し送り
9:00
ラウンド、ケア、バイタルサインチェック
11:45
ランチ休憩
13:45
ラウンド、ケア、バイタルサインチェック、記録
16:00
申し送り
18:30
退勤
夕食、洗濯、入浴
22:30
就寝

育児ナース

育児と仕事の両立のために
Uターン入職

芝 由香

熊本市内の病院で20年間勤務した後、
Uターンで当院に転職。

所属・役職 外来
看護キャリア 22年(准看護師)
小国公立病院歴 5ヶ月
1日の受け持ち
患者数
4~5人
勤務形態 非常勤

入職のきっかけを教えてください

前職は熊本市内の病院に勤務していました。出産をきっかけに地元の小国に戻り、何かお手伝いになればと思って当院に転職しました。最初は月~金曜の朝8時から17時まで勤務していたのですが、育児と両立させたくて、朝8時から15時のパートに切り替えさせてもらいました。一人ひとりの家庭の事情に配慮して、勤務形態等への融通を利かせてくださるのは有難いですよね。

家庭との両立はできて
いますか?

はい。当院は小国町・南小国町で唯一の救急病院なので救急車の量の多さには驚きましたが、育児への理解があって助かっています。
子どもが突然、熱を出したときは「いいよ、いいよ!」と快く休ませてくださいます。外来には小さいお子さんをお持ちの看護師が私のほかに3人、病棟にも子育て中の人がいます。ほとんどの皆さんは常勤で働いていらっしゃいますよ。

職場の雰囲気はいかがでしょう?

皆さんすごく優しくて、いろんな方がいろんなことを教えてくださいます。ベテランで知識もスキルも豊富にお持ちの方がたくさんいらっしゃいますしね。急性期から慢性期、認知症の方の対応等、幅広く学べる環境です。前職では私は指導する立場だったのですが、当院で指導される立場になって「入職した人はこんな気持ちだったんだな」というのがわかりました。

ある1日の流れ

5:50
起床
6:00
身じたく、弁当作り
6:50
子ども起床
7:10
朝食
子供の登園準備
7:45
子どもを送る
8:00
出勤
8:15
外来へ 業務開始
12:30
外来終了後、昼食へ
13:30
午後の外来開始
15:00
就業
買い物、夕食下ごしらえ
16:00
保育園のお迎え
16:30
夕食準備
18:00
夕食
片付け
19:30
子どもとお風呂
21:30
子どもと就寝
リラックスタイム

老健ナース

病棟から老健へ、
キャリアプランと
ライフスタイルを両立させる

岩釣 美和子

山口県出身。
現在は大分県から片道15分通勤。

所属・役職 おぐに老人健康保健施設
看護キャリア 25年
小国公立病院歴 平成11年~、
平成18年~老健
1日の受け持ち
患者数
45~50人
勤務形態 常勤

入職のきっかけを教えてください

結婚を機に山口県から大分県に嫁いで来ました。転職にあたって大分県内の病院も検討したのですが、通勤に時間のかかるところばかりで。当院は片道15分だったこともあり入職を決めました。
じつは当院は引っ越す前に母が見つけてくれたんですよ。地方ではなかなか公務員になれないので、最初は「ダメかなあ」と思いながら連絡しました。そうしたらタイミングよく看護師を募集していて、晴れて公務員になれました!

病棟から老健に希望して
異動されたそうですね

そうなんです。最初は病棟で勤務していました。2回ほど産休を取りながら7年ほど働いたんですが、自分には「急性期の看護より療養型の看護のほうが向いている」と感じるようになったんです。病院の隣に老健があるので異動願いを出して、それからはずっとこちらに勤めています。
老健で働くメリットはほとんど定時に帰れること。子どもの習い事の送迎が確実にできるので、仕事と子育てを両立している実感がありますね。

子育て中のスタッフは多いですか?

同じ世代のスタッフが多いので、休憩時間にはみんなでよく子どもの話をしています(笑)。上の子が高校受験だったときも、同じ受験生を抱えたスタッフ同士、母親目線で励まし合って。無事に全員が合格したときは「同じ世代の人がいて良かった」「この職場で良かった!」と思いました。
スタッフはみんな優しいですしね。入所者さんへの接し方も優しくて、認知症の方だったらこういう接し方がいい、といった知識を持っているので、とても働きやすいです!

ある1日の流れ

5:30
起床、家事
6:45
夫、子ども起床、朝食
7:10
出勤
7:30
老健入り
情報収集、内服薬の準備など
8:15
始業
トイレ
8:30
申し送り
9:00
ラウンド、バイタルサインチェックなど
11:00
食堂へ誘導、準備
11:30
食事介助、内服介助、マウスケアなど
12:00
配膳、内服介助、下膳、マウスケアなど
12:30
ランチ休憩
13:30
記録
14:45
おやつの為、食堂へ誘導、準備
15:00
おやつの介助
15:30
バイタルサインチェックなど
16:15
申し送り
17:00
終業
18:00
夕食の買い物、帰宅、夕食準備
19:20
子どもの習い事の迎えに行く
20:45
帰宅、夕食、食後は家事、入浴
23:45
リラックスタイム
24:00
就寝